Thlang ヘルパー

CakePHPでよく使いそう(?)なヘルパーを作成しました。
ほぼ業務でよく使うことが多かったヘルパーを個人的にまとめた感じです。

例えばデータベースから日付データを取得した際は「YYY-mm-dd」形式になりますが
そのまま出力しないケースがあり、「YYY年n月dd日」など変換しなければなりません。
そこで毎回変換処理を記述するより、ヘルパーとして使いまわそうと思い作成しました。

ダウンロードは下記リンクよりダウンロードしてください。

Thlang v1.0.0

利用方法

1. コントローラーにThlangヘルパーを追加してください。

var $helpers = array('Thlang');

利用できるメソッドは次のパターンを用意しています。

・date($date,$week=false,$dateFormat=’Y年n月d日’,$weekFormat=’ %s曜日’)
この関数は第1引数の日付を第3引数で指定したフォーマットで出力します。
また、第2引数に「true」を指定すると、第4引数で指定したフォーマットで
曜日が日付の後ろに付与されます。

・dateTime($dateTime,$week=false,$dateFormat=’Y年n月d日’,$weekFormat=’ %s曜日’)
この関数は前述の「date()」の第1引数である日付に時刻が追加されたバージョンです。
※実際は「date()」で処理されるので、明示的に用意しています。

・nl2br($value,$htmlentities=false)
この関数は第1引数である文字列の改行コードを「<br />」に変換します。
また第2引数に「true」を指定すると第1引数にPHP関数の「htmlentities()」を
適用します。

・currency($number=NULL,$options=array(),$fraction=’floor’)
この関数は日本通貨の表示をサポートします。
第1引数には数字(浮動小数点含む)を入れることで、
「○○○円」(浮動小数点無しの端数切り捨て)と表示します。
また表示のフォーマットを変更する場合はCakePHPの「Number」ヘルパーにある
「format()」関数の第2引数を適用することができます。
また、第3引数では浮動小数点を含む数字の場合で端数を表示しない場合
端数の処理方法を指定することができます。
基本は「floor」(切り捨て)処理ですが、その他に「ceil」切り上げ処理、「round」四捨五入処理、
「round5」(五捨六入)処理の4つのタイプを指定することができます。
ただし、第2引数で「$options[‘places’]=0」として設定した場合のみ動作します。

以上、現在4つの関数を主に用意しています。
ご不明点、またはご要望等ありましたら、ご連絡いただけたら幸いです。